豊竹呂太夫師匠と偶然の遭遇@なんば

先日、久しぶりに時間があったのでなんば界隈を散策していたら、なんと!日頃お世話になっている文楽の《豊竹呂太夫師匠》に偶然遭遇しました。師匠はこの春に大名跡の「若太夫」を襲名されるのですが、益々お若くてお元気。いつもカジュアルに接して下さる素敵な師匠です。

いつもお洒落な呂太夫師匠です。

呂太夫師匠は国立文楽劇場で今月の22日まで開催されている新春公演にご出演されています。  師匠に新年のご挨拶を済ませて、急ぎ文楽劇場へ!「腹を抱えて笑う」?と噂の「文楽名鑑2023」を購入せねばと思い立って直行。                                                           

名鑑の表表紙

この文楽名鑑には「太夫」「三味線」「人形遣い」といった人形浄瑠璃文楽座 座員の皆さんの趣味、趣向が面白おかしく?Q&A形式で記載されていて呂太夫師匠のカラオケ十八番が意外な曲だったり驚きます!他、「これって職業病?太夫あるある」や、必要な決断の箇所で「目玉焼きに何をかける?」があって座員の皆さんは、圧倒的に目玉焼きには〇〇をかけて食べられていることが分かり!それがどうしたと言われればそれまでですが、ご職業との落差が大きいせいか無茶楽しい一冊になっています。

名鑑の裏表紙

この文楽名鑑が2000円とは驚き!?興味を持たれた方は日本橋の文楽劇場の一階売店でお買い求め下さい。しっかりと楽しめます。(個人の感想です)因みに一階の売店までは入場料無しで入れますw

新春公演で文楽劇場も華やかな装飾が飾られていますよ。

海外の想像を絶するような展開のドラマが、サブスクで流行っていて私も好んで見ていますが、何百年も前から伝わる「文楽」の方が大変ドラマチックな物語が多いようです。機会があれば是非、公演もご覧になって下さい。

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この記事を書いた人

上野 公嗣(うえの きみつぐ)
1952年10月11日生まれ
新卒で1975年に大阪放送株式会社(ラジオ大阪)入社。記者クラブ・制作プロデュースなどを経験。吉本興業関係者・所属芸人とも多数親交を深める。
定年後、2008年に吉本興業ホールディングスへ転職。「住みます専務プロジエクト」近畿ブロック代表、京都国際映画祭実行副委員長、よしもとアートエンタテインメント株式会社社長を歴任。アート部門の創設・企画実施や人材発掘に尽力する。コロナ禍においてもアート・芸能の可能性を拡大し続け2023年に退職、独立。

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